祖父と孫は生前贈与を合意したので、祖父は110万円を手渡した。

問題がある贈与です。
現金の手渡しには証拠が残りません。相続税の税務調査で故人の預金通帳から使い道を追及されたとき、「110万円の出金は孫への生前贈与です」と説明しても、証拠が無いので否認され、その生前贈与した110万円に対して相続税が課税されると考えられます。生前贈与の際は贈与契約書を作成のうえ、現金手渡しではなく銀行振込とし、預金通帳に金額を証拠として事実を証明できるようにします。

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2022年07月17日