自費PCR検査を受けました!

今日から2日間、仙台市社会福祉協議会の関係で高齢者向けのお仕事が続きます。
実はこの準備をエアコン効かせて何日か続けていたら、8月12日午後から、喉ガラガラになってしまいました。熱は36.8℃、自分の平熱より少し高いくらい。
そこで、かかりつけ医処方薬(抗生物質等)服用を4日間継続するも、大きな改善なし。
もともと指定難病78の認定患者なので、基礎疾患有りということで、仙台市のコロナ対応コールセンターに16日に相談するも、「37.5℃度超の発熱無し・咳無し・倦怠感無し・呼吸困難無し・味覚嗅覚異常無し、は基礎疾患があっても公費でのPCR検査不可、かかりつけ医に相談を」とのこと…。
マニュアルとしては正しい見解でしょうが、こちらは高齢者向けの仕事を数日後に控えています。コロナは無症状または軽い風邪で済んでいる人もいるとの報道もあり、万一ということもあります。仕事をさせていただく仙台市社会福祉協議会は先にクラスター感染報道のあった台原デイサービスとの関係もあります。万一の場合は、大変なことになります…。
いたしかたないので、仙台市内の民間病院で自費PCR検査可能な病院を探し、17日にPCR検査を自費で受け、18日に陰性確認をもらいました。これで本日より高齢者向けの仕事ができます。
自分は無症状者向けの唾液PCR検査をしたのですが、もしこれを全市民に行えば…と思いました。風邪だと思いながら実はコロナである症状の方はもとより、無症状のコロナ感染者も確認し、早期の隔離もできるはず…、やはりそれが感染拡大防止と経済再生に最も近道では?
しかし、今の段階ではPCR検査は「行政検査」の位置づけ、症状がない方、周囲に感染者が出たが保健所に濃厚接触者として認定されなかった方、海外渡航のため陰性証明書が必要な場合などは自費負担となります。これでは誰もが気軽に検査を受けられません。
アメリカNY州のように無料で、誰でも、いつでも、何度でも検査を受けられない限り、感染者隔離と拡大防止は不可能なのでは?
行動歴なしで感染者数だけを日々発表する仙台市と、人数を速報ツイートする議員たち。
単純に「大変だね~」の感想の報道にしかならない、あの行為が感染の拡大防止に役立たっているのか、はなはだ疑問を感じます。
今回、市コロナのコールセンターでの対応と、自費のPCR検査を経験したら、そのように考え始めました…。
温泉キャンペーンの追加枠に補正予算を投入するくらいなら、誰でも検査が受けられる体制作りの方に予算を投入をしたら?
それにしても、PCR検査の3万3千円、痛かったです…。
(しかし、とりあえずPCR検査した月曜時点では「陰性」だっただけで、可能性とすれば火曜に感染してるかもしれません。検査は「今、感染していない証明」ではなく安心感程度…、その程度の役にしか立ちませんが、無症状患者を発見することで、早期の対応は可能なはず…。)

2020年08月19日